お茶庭からひろがる想い・・・(14)
鏡池に浮き舞台が完成しました!
新たに修景が始まった鏡池まわり・・・。
鏡池の中に浮き舞台(デッキ)を設け、サクラの木の下で茶会(野点て)ができるようにとの構想です。
まず、高低差のある池に降りるための動線が必要で、護岸の石積みを一部崩して石階段を設けました。
狭い範囲での施工で階段と土留めの石積みの再構築に苦心がありました。
続いて舞台(デッキ)の組上げ作業です。
池底が浮石ばかりで非常に不安定なため基礎打ちに苦心しましたが、大引き、根太、床板と順次組上げて何とか完成です!
水を張ったとき、満水時で床面の30㎝ほど下に水面がくるようにしています・・・。
また、石階段を下りた正面に2本のシュロの実生木がありましたので、出入りの際、ゲートのように木の間を抜けてくるような演出にしました。
これからはお茶会や演奏会など、さまざまな催しの拠点になる場所となりそうです。