パーゴラとベンチのあるアプローチガーデン。
新築住宅での作庭です。
奥まった位置に玄関があり、アプローチスペースが庭を兼ねていました。
アプローチに面した境界ブロック塀が古びた印象で、施主は家やお庭のイメージに合わないのではとお悩みでした。
ブロック塀自体は、塗り壁風にアレンジし直すことで印象を変えられそうですが、ブロック塀には控え壁等の出っ張りがあり、幅のないスペースでは邪魔にもなっていました。
このアプローチスペースを庭とし、そこで子供たちも交えて果樹を育てたり、また憩えるスペースも確保したいというのが施主のご要望でした。・・・
そこでブロック塀の出っ張りをあえて利用してパーゴラ風のラティスを立て込み、その下に小さな腰掛けを設けてみました。パーゴラ(ラティス)にはブドウを数種からませ、結果的に面白い壁面の演出となりました。
シンボルツリーに実つきのよい常緑ヤマボウシを植え、また道路際にスリットフェンスを立て込んで圧迫感のない囲いとし、アプローチを兼ねた憩える庭ができました。
収穫が楽しみとのことで大変悦んでいただけました。