樹木医工房・・・大阪で樹木の診断・治療をしています!

樹木医の塚本武司です。

あなたの大切な樹木に異変はありませんか?

病気? 虫害? 水枯れ?・・・あるいは生理障害、土壌障害、薬害、間違った剪定など、木が衰弱する原因はさまざま。

いずれにせよ、大切な木がこのまま枯れてしまわないか心配ですね。

樹木はさまざまなストレスに対して懸命に耐えています。でも人がそれに気付かないでいる場合、何の前触れもなく突然枯れだしたかのように見えてしまうことがあります。
人がはっきりと気付くころにはすでに事態が相当悪化している場合や回復が困難な場合も少なくありません。

「もう少し早く気付いていれば・・・」と残念な思いをすることもよくあります。

・・・

もし異変に気付いたなら、先延ばしせずに遠慮なくお声をかけて下さい。

初回診断や口頭でのアドバイスには費用はかかりませんし、
また、ご希望のない方に電話や訪問等ご迷惑をおかけすることもありません。

ご連絡をお待ちしております。

樹木医 塚本 武司

 

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樹木医工房データ

■樹木医
  塚本 武司 (樹木医認定登録第842号)

■所属
  日本樹木医会会員、日本樹木医学会会員

■業務
  1樹木医による樹木の診断および治療
    〇衰弱した樹木の診断(現況調査)
    〇処方箋の作製(計画の立案)
    〇治療、樹勢回復処置
    〇治療後の経過観察
  2治療後の樹木管理、庭園管理(剪定作業等)
    〇要望があれば引き受ける場合もあります。

■料金
  〇初回概要診断、口頭によるアドバイス
    ※作業は伴いません。  → 無料
  〇治療および樹勢回復処置
    ※治療内容、規模によって大きく異なります。

■対応できる地域
  大阪南部(南河内地域、堺地域)  ※下記以外は要相談
   羽曳野市
   藤井寺市
   富田林市
   大阪狭山市
   松原市
   河内長野市
   柏原市
   南河内郡
   堺市(全区)

■ご相談
  できるだけメールフォームをご利用下さい。

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樹木を意識しはじめると違った景色が見えてきます

1 樹木の声を聴いてみよう!

街なかでは衰弱した樹木をよく見かけます。・・・

人が管理している庭木や都市の樹木の場合、多くは人間側の一方的な都合で衰弱していることが多いように思います。

それは、樹木への悪意からそうなったのではなく、
樹木そのものに無関心であったり、あるいは関心はあっても認識不足やちょっとした気づかいが不足している場合が少なくないように思います。・・・

 

樹木は「生き物」です。
でも自分では動くことができません・・・

樹木医 大阪どんなに不利な状況に置かれたとしても、懸命にその場で生き抜こうと努めます。

耐えに耐えて必死に我慢を続けていたものが、突然糸が切れたかのようにあっという間に枯れてしまうこともよくあります。

 

樹木がずっと我慢していることに人が気付かないでいる場合、人にとってはまさに何の前触れも無く突然枯れ出したかのように見えてしまうものです。

ですから、私どもにご相談があるときには、すでに事態がかなり悪化している場合や回復が困難な場合も少なくありません・・・。

「もう少し早く気付いていれば・・・」と残念な思いをすることもよくあります。

また、樹木は人のように言葉を発してはくれません。・・・

でもその「体」を使って様々な情報を発信しているのです。

樹木医 大阪言葉は話せなくても、自ら動けなくても、樹木はいつも「ボディランゲージ」で語りかけているのです・・・
苦しいとき、弱っているとき、元気なとき、休んでいるとき、樹木はさまざまな「表情」をみせてくれているのです。・・・

枝葉や幹の変化、花や実の変化、病虫害などで体調(樹勢)の変化が見えてきますし、あるいは大きな傷や腐れ、崩れた樹形などで今までくぐり抜けてきた過去(履歴)をその体に痛々しく刻み付けていたりもします。 ・・・

 

これらは樹木の体を使った「声」なのです。

人のちょっとした気づかいや、樹木に関心を持つことで、その声無き「声」はしだいに人の耳にも聴こえてくるようになるのでは、と思っています。

「気づいたときには手遅れだった・・・」ということにならないように、どうかあなたの大切な樹木の「声」に耳を澄ましてみて下さい。

2 物言わぬ樹木の代弁者でありたい・・・

庭づくりの仕事をしていると、時おり
「この木は邪魔だからいらない。撤去してガレージにつくり変えて!」などと依頼されます。
一方で、「この木はうまく管理しきれなくて綺麗じゃないけど、亡くなった父が大切にしてた木だから切れないのよね。」
としみじみと語られる方も。・・・

同じ樹木でもずい分と人の思いが違うものですが、
人に植えられた樹木は良くも悪くも「人との関係性」のなかで運命が決まってしまいます。

この仕事をしていると、人と樹木の都合が合わない状況にたくさん出会います。
多くの場合、人と樹木の気持ちはどんどん離れていって、樹木は邪魔者扱いされてしまうことが多いようで残念です。・・・

樹木は自分では移動できませんし、また人のように言葉も発しません。だから植えられた場所で懸命に生きながら人の言いなりにならざるをえないのです。

でも樹木の立場にたってみると、多くの場合彼らがすごく理不尽な目にあっていることにも気づきます。

 

もちろん、住まいの庭では人の生活が第一です。

だから人と折り合いのつかなくなった樹木は犠牲にならざるをえないのですが、
でも安易には判断せず、少しでも人と樹木の折り合いをつけられるようになりたい、物言わぬ樹木の代弁者でありたいと思っています。・・・

3 樹木を「生き物」として意識してみよう。

樹木は人に最も身近な「生き物」なのに、あまり生き物として扱われることがないのは残念です。

でも、「生き物」として樹木を意識しだすと、見え方や扱い方が少しずつ変わっていくから不思議ですね。・・・

「生き物」としての樹木は人にはない多くの「特性や機能」を持っています。
それを知ってうまく生活に活かすことで、人は多くの恩恵を得られるのではと思っています。
たとえば、樹木を住まいにうまく取り入れることで「住環境が改善」されるだけでなく、建物(不動産)の価値をも高めてくれると思います

もちろんすべてがメリットばかりでもありません。
また、互いの状況が変化していくなかで、どうしても折り合いのつかないこともでてくるでしょう。・・・

 

でもとにかくまず「知ること、意識すること・・・」。

これが離れてしまった人と樹木の気持ちを少しでも近づける第一歩のように思います。

機会があれば、木を剪定したり、植えてみたり、是非樹木に触れてみて下さい。
あなたの五感は強く刺激を受けるはずです。・・・

樹木は知れば知るほど興味が増すのです!

興味が増していくと、
お気に入りの木を育てたり、花や実などその生態が気になったり、珍しい樹種に興味が湧いたり、季節の移ろいに敏感になったり、生態系のつながりを考えたり、また緑の大切さ、ありがたさも強く感じられるようになります。・・・

 

樹木の魅力は尽きることがありません。

今まであまり樹木に興味がなかったという人にも、この樹木の魅力を少しでも知ってもらえたらと思います。


(樹木医、木の診断・治療、大阪)

 

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