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失敗しないために・・・庭のリフォームの考え方〈1〉
失敗しないために・・・庭のリフォームの考え方
ここでは、庭のリフォームを検討するに当たっての、いくつかのポイントをお話します。
まず、課題を明確にしましよう!
まず、明確にすべきことは現在何に悩み、困っているのか。何が問題なのかを明確にすることです。
その解決こそがリフォームの大きな目的のひとつになります。目的が変わればリフォームのやり方やデザインも変わってきますので、これがすべての大前提になります。
また、課題が複数ある場合にはそれに「優先順位」をつけておくこともポイントです。
その上で具体的なことを検討していくのですが、ひとくちに庭のリフォームといってもその内容はさまざまです。
例えば、すべてを撤去して全く一から造り直すこともありますが、実際にはやはり既存の材料を再利用しながら新たなお庭を再構築することが多いものです。
この場合、具体的にどこをどうやり変えればよいのか、慣れないと迷うものかもしれません。・
そこで、ひとつの方法として「どうしても残したいもの」や「なくす必要のないもの」を選ぶことから始めます。
お気に入りの樹木や、思い入れのあるもの、大事なもの、捨てたくないもの、役に立っているもの、捨てる必要のないものをピックアップして、後は「引き算」で思い切って整理してしまいます。新しい庭に残す最小限の要素だけを明らかにするのです。
続いて、そこに「加えたい要素」、「足りない要素」を考えてみましょう。
目隠しがほしい、植えてみたい木がある、くつろげるスペースがほしい、作ってみたい庭のイメージがある、などなど生活スタイルをよく考え、必要だと考える要素をそこに足していくようにします。
むずかしいのは、庭全体の配置や納まり、全体の統一感や調和、使い勝手や動きやすさといった機能性、土壌など植物がしっかり育つ環境づくり、メンテナンスのしやすさなどなど、さまざまな要素をトータルに考えてセンス良くまとめることでしょう。
このあたりは、やはり専門家にアドバイスを受けたほうが無難でしょう。
(つづく)